NOREGI7

クレイアニメーションをきっかけにアニメーションに興味を持ち始めた
マギョエー隊長です。
絵本の原画を頼まれました。
まじめにイラストなんか描いたことないのですが、クリエーションだ！とりあえずやってみた。
三枚描いたところ大喜びされたので調子にのってもっと続けようという気になった。
お金を稼ぐつもりはないので楽しみながらどんどんいろんなことをやるぞ。
お金の発生する仕事は大嫌いだ！
まるで受験勉強みたいだから。
寝不足なのに仏の前での万人平等を覚えなきゃと必死になって眠れず
金縛りにあうのはもうこりごりじゃ。

勉強は好きですが、テストは嫌いです。

で、本題の絵本原画とストーリーを載せます。
いつか本屋に並べばいいなぁ〜。
そのときは善人の仮面をかぶるぞ。
ひゃひゃひゃひゃ

（タイトル未定）

それは、美しい日だった。 
グーグーグ何の音？ 
この音でプリンセスイザベルは目覚めた。 


彼女は自分のお腹を見た。 
「これだわ！私のお腹がこの音を作っているのね。」 
彼女はお腹がすいていた。 

急いでビスケットをさがしにクローゼットに向かった、 
しかし、クローゼットは空っぽだった 
「ああ、残念だわ」 


プリンセスイザベルは外へ出て行くことにした。 
何かを見つけるための道のり・・・・ 


いまはまだここまでだーだーだーだー。
ストーリは私じゃないので。

 久々だなぁ〜。ここに描くの。
ミクシーと一挙両独はやっぱできませんー。
めんどくさいのなんのって。
日記とかそもそも性にあわねーだ。。

そろそろみんな私のことを忘れてくれたかな？
みんな忘れてください。私のことは。
私は現実にはいないので、ね！
何をしてたかって、表の世界に出るための準備運動してます。
シュールな世界をもっと表に出しましょうよ、ねぇ。
そこのあなた、社会の窓があいてますよ。
シュールがドタバタエログロナンセンスなだけじゃないんだと認めたい！
もう思春期もそろそろ終わりだー！！

クレイアニメーションを作っていますよ。
あのドキドキをもう一度〜！
CGアニメーションなんてドキドキがないよねー。スムーズな動きがどうだっていうんだー！
アナログでなきゃ感動できないんだー！！
あ、私はね。

で、アニメーションを少しずつほそぼそぼそぼそと作ってゆきます。
マギメーションスタート〜！！！

http://www.mari-tim.com/

ここでみてみてくだせーね。

 オランダに来て３週間目
Ｂｒｅｄａという街は小さいけどなんでもそろっている。
一番重要な画材屋さんもある。
新しいアパートも日々できあがっている。。。はず
改造しまくるオランダ式住み方が好き。
この家はアパートの最上階にある。で。。。
ティムはなにかすごいことをいいだした。
「あのさ、天井をぶちやぶって更に上にはこの家と同じだけの広さのスペースがあるんだけど、
そこをアトリエと撮影スタジオにしようと思うんだけど。どう？」
「え？」
おなじだけの広さ？
いいの？そんなことして。。
いいんだ。
みんなやっているらしい。
春になったらその工事をする予定。
未知なる世界だ！
天井裏にアトリエができるなんて！
スーーパー！！！！！！！！！！！！！クーーーーール！！！！！

今外は雪まみれで
マイナス３℃
池もすっかり凍ってスケートができる。

 私は今回の帰国でかなりの自信喪失をしてしまうこととなった。これが芸術家としての
自信喪失で、他のことは関係ない。
こういう道を選んだんのだ。ほとんど死ぬために生きているようなもの。
芸術家というものはある意味
恐ろしい恐怖と焦燥感と無い自信を証明するために生きているようなものだ。
たくさんの支えがないとすぐに自信をなくして消えてしまうようなもの。
この芸術というふわふわした形のないものがみえなくなってしまっている。
消えかかっているのだろう。

来週からオランダに行くが、
私の唯一の安定は自分の芸術的思想が軌道にのっいて信じれているとき。
ないものをあたかもあるようにそのように考えられるとき。
それだけが私にとっての安定なのだ。
幸せな家庭は私にはこれなのだ。
私にとっての安定が失われつつある。

日本は芸術というものが評価できないのかもしれない。
残念だ。
日本人はセンスある芸術家いっぱいいるのに、みんな出て行ってしまったよ。
だって住みにくいし、生きにくいでしょう？
無名の芸術家だぁ〜？って差別されて。蹴られ。
もし、フランスでデビューでもしてみてかえってきたら、
あ〜ら不思議。神様扱いでしょう。
こんな住みにくい場所はない。
だからカスばっかり残ってて田舎の郊外の配色メチャクチャな広告の看板
あんなに大きかったりするんあろうな。
助けたいけどね。日本政府は企業に癒着してるから
我の！我の！っていう自分勝手な品物を並べるんだ。
どうやってこんなに醜く作れるの？ってくらいの看板がごろごろ。
最低なんだよイライラする。
黄色と青と赤の原色を並べるのはもうやめてくれ。
せめてうちの２色をすこし混ぜて色作ってください。



どうでもいいけどね。

 マニエリスムでしょう！
第二期私の絵画的思考はマニエリスムだった。
ピカソに感動した翌年私は同じく衝撃的な絵画に出会う。

ヤコポ・ダ・ポントルモ

日記で有名なポントルモさん
しかし、絵はもっと変だ。
「十字架降下」を初めて見たとき
これまた不思議な感覚が脳を刺激した。

なんだろう、きれいな絵・・・・じゃないよな？
なんてこった。なんてこった。
体がぐにゃぐにゃじゃねーか。
歪んでる。
首が
色が
歪んでんだ！！！！
フィレンツェで本物も見た。
もうそりゃ歪みまくって
マニエリスム全開！！！
ゆがみっていい言葉だなぁ。
歪んだ思考
歪んだ歯
歪んだ街
歪んだ家族関係

そうだ！
ゆがみといえば
アムステルダムの建物
あのゆがみは古すぎて自然に建物が道路側にせりだしてるらしい。
もっとゆがんだものを探すぞ！

時間ももともと歪んだものだ。
だれが決めたのだってはなしでしょう。
そして、ゆがみがあるってことはゆがみの無い状態が馴染んでしまったからあるってこと、
悪魔が悪いのは天使が目立つため。
善のために悪はあるんだよ。悪が完全になくなったら善もなくなるってこと。
完璧な説明。

そうそう、マニエリスムのだった。
もともとバロックの中にマニエリスムはあるらしい。ま、形式なんてどーでもいいんだけど、
マニエリスムなんて名前ちょっとエマニュエル夫人みたいでエロいから使おう。
美術の形式を日常会話にどんどんいれていったら世界はもっとおもしろく感じるんじゃないか。
私はそう思う。
だから！シュールでロックなアクションがアールヌーヴォーで明日が狩野派なんだよね。

晴れときどき豚で育つと成人したらこんな人間になっちゃった。

ともあれゆがみは永遠のテーマです。