マニエリスムでしょう！
第二期私の絵画的思考はマニエリスムだった。
ピカソに感動した翌年私は同じく衝撃的な絵画に出会う。
ヤコポ・ダ・ポントルモ
日記で有名なポントルモさん
しかし、絵はもっと変だ。
「十字架降下」を初めて見たとき
これまた不思議な感覚が脳を刺激した。
なんだろう、きれいな絵・・・・じゃないよな？
なんてこった。なんてこった。
体がぐにゃぐにゃじゃねーか。
歪んでる。
首が
色が
歪んでんだ！！！！
フィレンツェで本物も見た。
もうそりゃ歪みまくって
マニエリスム全開！！！
ゆがみっていい言葉だなぁ。
歪んだ思考
歪んだ歯
歪んだ街
歪んだ家族関係
そうだ！
ゆがみといえば
アムステルダムの建物
あのゆがみは古すぎて自然に建物が道路側にせりだしてるらしい。
もっとゆがんだものを探すぞ！
時間ももともと歪んだものだ。
だれが決めたのだってはなしでしょう。
そして、ゆがみがあるってことはゆがみの無い状態が馴染んでしまったからあるってこと、
悪魔が悪いのは天使が目立つため。
善のために悪はあるんだよ。悪が完全になくなったら善もなくなるってこと。
完璧な説明。
そうそう、マニエリスムのだった。
もともとバロックの中にマニエリスムはあるらしい。ま、形式なんてどーでもいいんだけど、
マニエリスムなんて名前ちょっとエマニュエル夫人みたいでエロいから使おう。
美術の形式を日常会話にどんどんいれていったら世界はもっとおもしろく感じるんじゃないか。
私はそう思う。
だから！シュールでロックなアクションがアールヌーヴォーで明日が狩野派なんだよね。
晴れときどき豚で育つと成人したらこんな人間になっちゃった。
ともあれゆがみは永遠のテーマです。
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